2009年11月 3日 (火)

性懲りもなく重力ピエロ

あ~、DVDを購入してから3回目の鑑賞。(劇場には5回足を運んだし…計8回見てるってことですな)
どうしてこんなにリピートしてまで観たくなるんでしょう。
ほとんど病気ですな。(^_^;)

「重力ピエロ」に関しては観た人の評価はさまざまで、概ねいい評価はもらっていると思うけど(ワタシのようなリピーターも多いし)、興行的にはどうなんですかね。

結局自分の価値観や人生観で判断するところだから、世間の評価なんてとどのつまりはどうでもいいわ、とも思うけど。

しかし、自分でも不思議。
春と泉水ブラザーズが魅力的なのはわかる。わかるが、それだけじゃないだろう。(と、思いたい(^_^;))

うーん、やっぱり父性に対する強烈な憧れがあるのかしらん。

自分ではそうは思っていなかったけど、ワタシゃ、父との縁が薄い人らしい。
父が単身赴任だったので、思春期の頃は一月に一度会える程度だったし、どこかに連れて行ってもらったり、遊んだりした記憶は少ない。(でも、ないわけじゃない)
だから父のことを知っているかと言われると、あまり記憶がないんだよなあ。
好きな食べ物とか趣味とか、母との馴れ初めとか、聞いたこともない。
しかも交通事故で逝ってしまった父の年齢と今、ワタシゃ同じトシになってるし。
あ~、来年は父を追い越すわけですな。ありゃりゃ。
二度目の父ともしかり。一緒に暮らしたことはないし、こちらもあっけなく逝っちゃったし。

いや、でもやっぱり映画として秀逸なんだろうと思う。丁寧に作られている感があって、風景も綺麗だ。日常のありふれた生活が一番大事だという監督の主旨がちゃんと反映してていると思う。
誰もが光と影を背負いながら生きている。
小説でいうところの行間がこの映画にあると思う。実際、春がどうして葛城のことを知ったのか、何百回、何千回と繰り返し自分の存在を思うとき、なぜあの決意にいたるまでになったのか。

伊坂幸太郎さんの小説も素晴らしいのは言うまでもないけど、その本質は変えずに映画としての表現をまっとうした作品で、明るい悲しみというのか、余韻がすごくいい。
映画を観るとまた原作の小説も読みたくなる。
あ~、5月に映画を観て以来なのに、こんなに楽しませてくれるのって凄いなあ。
まだまだワタシの中では「重力ピエロ」ブームは続いていきそうだわ。
ワタシの映画リピート率が一番高かったのは岩井俊二監督の「Love Letter」だけど、間違いなく抜きそうな勢いですな。
ワタシの人生の邦画ナンバーワンになるんでしょうかしらん?

しかし、今気づいたけど、ワタシの洋画ナンバーワンって「フィールドオブドリームス」だよ。(^_^;)
げげげっ。やっぱり「父親」がキーワードってことかしらんっ。

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2009年10月26日 (月)

重力ピエロ・メイキング

わーい、わーい。念願の「重力ピエロ」のDVDが届きました。

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思えば今年は豆本(デジカメ)・「重力ピエロ」にハマった1年ですな~。(大きな声では言えないベーコンレタスにもハマってますが(^_^;))
昨年末から読み出した伊坂幸太郎祭りも「あるキング」を残してあとは読破。文庫本は「重力ピエロ」「チルドレン」「魔王」「グラスホッパー」所有ですが、これも少しずつ集めていこうっと。

で、「重力ピエロ」DVDの感想文。
特別版なのに価格がお安めだな~と思っていたら、案の上、ディスク1枚ですよ。
ナニゆえっ? ネガティブハッピーチェンソーエッジも特別版購入だったけど、普通ディスク2枚でしょう。

ううう。残念。映像特典がもっとついてきてもよかったのに。←個人的にはカットされたシーンを格納してほしかったわ~。

メイキングみてたら、知らないシーンがいろいろあるじゃありませんかっ。(^_^;)
泉水と山内が春の仕事について語っているところとか。(個人的に萌え要素がいっぱいなシーンなのに…)
あとお母さんが亡くなって、泉水が駆けつけるところもカットされていたのね。

ま、映画は編集命ですから、カットされることも余儀ないこととは思うけど、ファンとしては許されるなら、そんなところも観たいわけです。

あと、主題歌を歌うS.R.Sの「Sometimes」のPVもついていたよ。こちちも「重力ピエロ」の森 淳一監督が春の世界観でPVを作っているから、凄くいい。
映画とあわせて楽しめるPVだと思いますよ。

で、春役をやった岡田くんは現在映画「僕の初恋を君に捧ぐ」の宣伝のため露出度多め。「オトメン」もゴールデンタイムに移動したし。でもうーん、やっぱり今の岡田くんを観てるとちゃんと春じゃないんだな、と思ってしまう。

岡田くんが気になる人は是非「重力ピエロ」の春を観てほしい。

まあ、これでいつでも春と泉水に会えるからワタシゃいいんですけどね。




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2009年9月20日 (日)

涙、なみだのバラッド

大型連休、仕事ですが、それがナニカ?

でも勢いづいて明日が休みなのをいいことに「BALLAD 名もなき恋のうた」を観てきました。山崎貴監督で(佐藤嗣麻子さんも脚本協力で参加してるし)、以前から楽しみにしてました。
草ナギくんが例の事件で捕まったときもこの映画の公開について一番心配してたよ。(^_^;)

でも本日は違う意味で最初から涙、なみだの映画鑑賞でした。

既にご存知でしょうが、クレヨンしんちゃんの作者である臼井儀人さんが行方不明ということで、本日臼井さんと思われる遺体が見つかったとのニュースでした。

ああ、以前、WEBの花リレーに加入していたときのSさんのことを思い出すなあ。
Sさんは花の写真では結構有名な人でフリーライターとしても活躍されていた方でした。

Sさんも臼井さん同様、家族に出かけてくると伝言し、行方不明になりました。自転車だけが港の駅前に放置されているのが見つかって…結局海に転落しており、1週間だったか10日後だったかに遺体が発見されたので、臼井儀人さんの無事を心から願っていたのですが…。

なんか次々と自分の青春時代を彩っていた人や同世代の方々が亡くなるのでやりきれない。

だから「BALLAD」はすごく観たい映画だったのに、まともに評価できないくらないに涙、涙で観てしまった。

以下、Flashを作り始めた超初期の作品。
もちろんこのお尻は見覚えありますよね?

臼井儀人さんのご冥福をお祈りします。

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2009年8月23日 (日)

ディアドクター特別上映会

西川美和監督の最新作「ディアドクター」の特別上映会in Denkikanに行ってきました。

何が特別上映かというと、監督と西川作品の音楽をずっと担当されているモアリズムのナカムラさんのトークショーがあったんですな。
で、無謀にも当日券参加。(^-^;

だってねえ、仕事があったんですもん。しかも定時で終わらなきゃ参加できない時間帯。
こういうときはいつも「神の味噌汁」で、行けなくても行くことができても神様の言うとおりと納得することにしてる。(だもんで、「神のみぞ知る」⇒「神の味噌汁」)

しかしどうもこういうときの運って私はなかなか強いみたいで、しっかり定時にあがり、当日券限定30席にセーフ。

映画についてはまだ上映中なんでネタバレは避けておきたいと思うけど、うーん、西川さんは曖昧模糊とした表現がうまいなあと思う。ちゃんと明確に表現しないところの微妙さ加減というか、これってどうなの?の余韻がね、たまらんわ。
「ゆれる」のときもそうだけど、人の感情なんてはっきりくっきり切り分けられるもんじゃないんだけど、それを表現するのって難しいのに、さらっとやってのけてしまう。

しかも、西川さんは監督をやりたかったのではなく、話を作るのが好きとのことで、監督はたまたまその延長にあったとのことだ。
そういやあ、良くも悪くも昨今の映画は原作付きでオリジナルが少ない。
よりよい映画という意味では分業することも悪くはないけど、原作・脚本・監督が一人というのは負担も大きいかもしれないが、表現者としては面白い。
そういえば「ドロップ」も原作・脚本・監督ではあったな~。確かにこちらも面白かったし。
やはり自分の原作ならば、表現したいことが的を得るって感じなんだろうかしらん。

監督はどんな方なのかなあと想像していたら、まだ三十代半ばではきはきした女性でしたが、一見すると普通のOLさんに見えなくも、ない。そんな普通の感覚がいいのかな。
でも監督の時は人が変わっちゃうって聞いたけど。(゚ー゚;

隣席に座っていた女性の方々も西川監督のファンってことでしたが、熊本にもコアな映画ファンがいて嬉しい。妙に盛り上がって初対面なのに、自宅まで来るまで送ってもらい、メール交換までしてしまいましたよ。

これからも邦画が充実してくるといいなあ。
「お楽しみはこれからだ」

ああ、来年は見損ねている邦画50本はクリアしたいなあ。
マニアックだったりすると貸し出し中が多いんだけど、通販DVDレンタルかネットで見るかでチャレンジしてみようっと。

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2009年8月 7日 (金)

重力ピエロ 特別版

まっ、待ってました~っ。心からっ。
もう早速ポチッとします。

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コレを見てから仙台にいこうかしらんっ。うふふふふっ。

で、二次小説は「春の章」「夏の章」現在、「秋の章」まで進んでます。もちろん「冬の章」まで行くはずなんだけど。
8月30日の福岡コミックシティに何が何でも間に合わせなくてはっ。
盆休みどころじゃないわっ。(^_^;)

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2009年7月 5日 (日)

Spring wait for Summer

 そのグラフィティアートを観たとき、ドキドキした。それが自分に向けてのメッセージだとすぐにわかったから。ありえないとも思った。でも、瞬時にそのメッセージの意図もわかった。

 仙台駅に近道となる繁華街から少し離れた路地裏の薄暗く狭い高架下は、痴漢が良く出ることで有名だった。壁の落書きもひどく衛生上もよくない不潔な感じがする場所で、昼間ならいざしらず、夜道を歩くには勇気のいる場所だった。
 久しぶりに東京から仙台に戻った私は自分の姿が昔のままの感覚で、(痴漢なんて会うはずがないほど私はかつて醜かった)その高架下のトンネルをくぐった。
 そして驚いた。
 トンネルの壁一面に、抽象画とも具象画とも言えないグラフィティアートが描かれていた。桜の風景が一面と広がっているが、その合間合間に菜の花やレンゲの花が散らばり、場所によってはひまわりが咲き誇りミツバチが飛んでいる。その花々の足元には海が描かれている。絶対にありえない風景なのに、何故かどこかで見たことがあるような懐かしい思いに駆られる。 
 そしてその幻想的ともいえるこのグラフィティアートのおかげで、この高架下の雰囲気は一変していた。誰かが捨てたビール缶や紙くずなどが散乱していたのが、今ではタバコの吸殻一つ落ちていない。この絵を見た人がこの聖なる場所を守ろうとしているかのようだった。そして風景の片隅にこう書かれていた。

 Spring wait for Summer
 
 おそらくこのグラフィティアートのタイトルだろう。でも私にはそれがメッセージであることをすぐに理解した。
 この絵は春さんが描いたものだ。春さんは私に何か伝えたいことがあるんだ。










…ってな具合に「重力ピエロ」映画版の二次小説描いてたりして。(^_^;)
一応、この話はラストまで出来てます。ええ、タイトルどおり春と夏子さんの話。
でももう一本、泉水と春の物語を描きたいってんで悪戦苦闘中。

えーい、がんばるもんっ。

しかし映画「KIDS」では玉木宏さんと小池鉄平くんの愛らしさに萌えてましたが、今度の「MW」も玉木さんと山田孝之くんのそのイメージショットはかなりアヤしくて素敵っheart04

ドラマじゃこれでもかってばかりにイケメンオンパレードけど、映画界はダブル主演のツーショットがヒットのポイントなのかしらん。

しかし「重力ピエロ」の岡田将生くんは今すごい登り調子ですねえ。(ワタシが知らなかっただけですが)
集英社のナツイチのキャラクターもやっておりまして、心ひそかに「コトバのブログ」が楽しみです。このブログ、動画付でなかなか可愛い。
相対する「シオリのブログ」と一緒に楽しんで欲しいもんです。

でも、岡田くんの顔が当たり前のように春じゃないんだな、コレが。
スクリーンの岡田くんはまさに春だった。
正直それがまたビックリだったり、感動だったり。
うーん、甘いマスク(既に死語だな(^_^;))に惑わされるけど、岡田くんという役者さんはスゴイ人なのかも。

でもごめんよ~、ワタシのツボはやっぱり奥野春と泉水なんだな。

最近気づいたけど、「春が二階から落ちてきた」。
ワタシの最愛の人は二階並みの高さ、5~6メートルくらい?もっとあったかな?飛び降りて足を骨折したよ。(爆)
そんなことをふと、思い出したよ。(…って飛び降り事件があったことを忘れていたよ(゜゜☆\(--メ)ポカッ)
二階から軽やかに落ちてくる春に萌えるのもそんな理由があるからかもしれない。

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2009年7月 2日 (木)

藤井樹と奥野春

この二人の名前でピンときた人は邦画通。

藤井樹は映画「Love Letter」(岩井俊二監督)に出てきたキャラであり、奥野春はいわずもがな「重力ピエロ」主演キャラである。

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映画のキャラクターに惚れ込んでしまうワタシであるが、よくよく気がつけば、藤井樹と奥野春は似ている…よな。色白の美形だし、笑ったときの唇の形とかすごく似てる。(ああマニアック)

藤井樹は柏原崇くんが演じてましたが、一時彼の名前は本気で「藤井樹」にしちゃえばいいのにと思っていた。
その後、お笑いタレントの藤井隆が出てきて、その名前に唸ったけど。(-_-;)

しかし幸いなことに、萌えを感じているのはやはり映画の中の役どころ。
「Love Letter」もしつこいくらいに繰り返してみた映画である。
図書館での藤井樹は繊細で、消え入りそうな儚さを抱いていた。(劇中で彼は死んでしまう役どころではあったけど)
奥野春もストイックでクール。うーん、春は、死なないでくれ。幸せを心底祈ってしまう。

ああ、しかし「重力ピエロ」のブログパーツ配信が終わっちゃったよ。
淋しい~っ。
早くDVD出してくださいっ。(^_^;)

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2009年6月12日 (金)

岡田&伊坂祭

完璧ヤバイです。「重力ピエロ」末期。
15日は映画1000円だったよな~。仕事終わってから間に合うよな~。
まさかとは思うけど、4回目行くなよ。>σ(^▽^;)
どうせ、DVD出たら買う気満々でしょうから。そのときまで我慢我慢。

本日6/12は仕事は休みでしたが、義母の病院の付き添いで時間がつぶれるのはわかっていたので、逆に開き直りの岡田&伊坂祭を決行してしまいました。

まず岡田祭。
はい、「重力ピエロ」出演の岡田将生くんの他の作品をみてみようってことで、「天然コケッコー」と「鴨とアヒルのコインロッカー」のDVDを借りてきました。レンタルDVDセールでしたので、両方で210円。安っ。(^_^;)

で、「天然コケッコー」から観ましたが…。なんじゃこれっ。
久々につまらない映画に当たったよ。救いは主役の夏帆ちゃんと岡田くんの瑞々しい演技のみで、物語としては何を描きたかったのかさっぱり。
田舎の分校をなめるんじゃねえと言いたかった。

物語としては島根県の6人しかいない分校(しかも小学校・中学校が一緒)に東京からの転校生岡田くん演じる中学2年生の大沢くんが引越してきてからの話なんだけど、なんか納得できない。
田舎に都会からのイケメンが引っ越してくるんだよ。
田舎じゃ大騒ぎになるし、噂はでまくるし、好奇の目でみられるし、大変だよ~。
それがなんとも、東京からの転校生であるはずの大沢くんもすんなり田舎になじんで、おかしくないか。

実際ワタシゃ都会の神戸から島根県に中学2年生のときに転校していったけど、もうそりゃ都会から田舎ってんで、ある種カルチャーショックでしたよ。
本屋もない、CDショップもない、もちろん遊び場もない。劇場映画は数ヶ月も送れてくるし、売ってる服もダサイ(失礼(^_^;))もんばっかりだった。

しかも学校では転校生は浮いてるし、まずナマリを指摘される。自分達のほうがなまっていることは関係なし。制服も違う。なぜ(こんな田舎に)転校してきたのか、噂で持ちきりになる。
ワタシの弟なんて、自律神経失調症になったくらいだし。

そういう部分が一切ないのが不思議。

しかもまた東京から転校してきた思春期の男の子からしても「田舎暮らしはイヤだ」って反抗しないんですね。友達と一番離れたくない時期だと思うけどねえ。

気の利いたエピソードもセリフもなく淡々と流れる物語に思わず唸りましたぜ。
ま、ワタシが惚れこんでいるのは岡田くんではなく、岡田君演じる奥野春であったことを確認できたことは安心したけど。(^_^;)
ホント救いは最初にも書いたけど、夏帆ちゃんと岡田くんの瑞々しい演技だけだったなあ。
あ、この二人、今度は「オトメン」のテレビドラマで共演ですよね。
夏帆ちゃんはいいとして、岡田くんにはあまりガキっぽいドラマや映画には出て欲しくないなあ。
アイドル的存在より、やはり俳優として頑張ってほしいから、出演作を選んで欲しいとついぞ思ってしまう。

そして引き続き、岡田くんがチョイ役で出てもいる、伊坂幸太郎の「鴨とアヒルのコインロッカー」の映画。
正直、「重力ピエロ」1回目鑑賞のときより、泣いたぞ。
もっとも「重力ピエロ」は回数を重ねるたびに泣ける度合いが大きくなっている。
思うに、これは行間のストーリィをワタシが勝手に捏造して盛り上がっているからだと思うけど。

伊坂作品って、基本、勧善懲悪というか、ヒトの中に存在する神様をちゃんと信じているよなあと思わせる物語ですよね。
性善説というのかな。(もちろん悪いやつは徹底的に悪いという人物で描かれているのですが)他の誰が見ていなくっても自分の中の神様はちゃんと物事を見ているんだよっていう…。

そんな考えが好きだなあと思わせる。読後感のよさもその価値観があるからかな。

「アヒルと鴨のコインロッカー」については原作を読んでいたので、ストーリィは知っていたけど、これは乙一さんの「GOTH」の中の「犬」に匹敵するくらい、映像化は難しいとおもいますねえ。
ちょっと興ざめな回想シーンがもっとうまく表現できてりゃなあ、イケたかもとは思わせるけど、映画にしてはぼちぼちな作品ってことで。

ついで、病院で読み終わった小説「ラッシュライフ」。
これも近々映画公開ですよねえ。伊坂作品のうまさが出てるなあ。ヤバイくらいに面白い。

うーん、伊坂作品って本人が映画好きと称しているとおり、映画化されやすいのかな。
「天然コケッコー」の原作はくらもちふさこのマンガであるけど、マンガのもつ時間の流れや空気感が描けてないんだろうなあ。(原作コミックは読んでないけどさーっ。)

小説が持つトリック技法にファンはたびたびドキドキさせられるけど、「重力ピエロ」は原作読んでから映画を見たら、また原作を読み返したくなるような作品だなあ。

しかも単行本と文庫本では加筆されたシーンがあるとかで、単行本で原作を読んだ私ゃゲゲゲの驚愕。
来週の給料日には文庫本を買いに走りますわ。(^_^;)

ああ、岡田&伊坂祭、万歳。
しかも病院の検査結果でも、義母の入院はなし。あー、よかった、よかった。

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2009年6月 8日 (月)

まじめに重力ピエロ

6月3日の「重力ピエロ」鑑賞以来、どっぷり映画「重力ピエロ」に浸っているワタクシ。

翌日6月4日は2度目の「重力ピエロ」を見まして、そのまま我慢できずに写真集購入。

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ううっ、加瀬さんっ、岡田くんっ、ありがとう。あなた達は美しいっ。
購入してから毎日出勤時にカバンに入れてますよ。一日の仕事の終わりにバスの中で堪能して、疲れを癒してます。ハイ。

しかも6月5日以降はネットで「重力ピエロ」サイトをめぐるめぐる。

主題歌 S.R.Sの「sometimes」には春(…ってか、岡田将生くん)が出ているので、もちろんゲット。もはやワタシには「重力ピエロ」の奥野 春(ハル)田将生くん以外考えられませんっ。
あ~、こんなにも春の闇を演じられるなんて、やられたなぁ。

しかし「重力ピエロ」に自分でもこんなにハマるとは思わなかったぜっ。
ああ、3回目を観に行くかもしれない自分が怖い。誰か止めてくれ~っ。

しかも本日はターミネーター4の先行上映を観に行く息子を捕まえて、「重力ピエロ」のパンフレットまで頼んでしまった。
ああ、昨夜はネットから落としまくった「重力ピエロ」のスチール写真をiPodのスライドショーに設定したんでしたわね。

おほほほ、すでに「重力ピエロ」末期かもしれない。(゜゜☆\(--メ)

しかしなんでこんなにもハマったんだろう。
小説は年に50本、映画も劇場に年に20本は観に行っていると思う。
結構好きな映画でもDVD買ったり、借りたりして、劇場そのものにリピートしているのは最近ない。

その昔、映画のリピートを覚えたのは学生時代にみた山田洋次監督の「幸せの黄色いハンカチ」であった。しかも同時上映が藤田敏八監督「帰らざる日々」でこの2本立て(当時は田舎住まいだったんで邦画の2本立てって普通だったんですね)にやられまくってた。
確か3回は観に行ったなあ。これがワタシの邦画大好きの最初だと思う。その後学生時代にはATG(アート・シアター・ギルド)を観まくっていた。

でもここ数年はDVDって後から観れる文明も利器もあるため、映画館自体に繰り返し足を運ぶことはない。

けど、なぜか「重力ピエロ」はめちゃくちゃ泣けるってことじゃないけど、観たくなるのは何故なんだろ。

小説の世界観が保たれながれも映画としてちゃんと独立した作品になっているからなのかな。
「20世紀少年」はマンガに忠実すぎて、逆に面白みがなかった。「ネガティブハッピー・チェンソーエッヂ」は原作にはなかった部分を補いながらも、原作に忠実で、映像としての表現がとても良かった。

でも「重力ピエロ」は原作とのテーマは同じだけど、ちゃんと小説とは違う映画作品なんだよねえ。
加瀬さんの泉水(イズミ)と岡田くんの春は、本当にスゴイと思うし、多分映像の作りこみも丁寧なんだろうなあ。もう目をつぶれば「春が二階から落ちてきた」ですよ。
すごく印象的で、桜の中の二人がとてもきれいなのだわ~。

難を言えば、小日向さんの若かりし日の正志のカツラなんですけどっ。←観た人じゃないとわからないよね(^_^;)

うーん、なんつーか、「重力ピエロ」は余韻をひっぱる映画なんですよね。

フツーに考えれば春の犯した罪はどうなるのよって思うし、泉水との今後も気になる。
結局、春自身はわかっていたかもしれないけど、これからも自分の中の闇は消えることはないんだろうなと思う。

泉水を巻き込むことで春は本当は何を望んでいたのか、すごく気になるんだよねえ。

もう気分はすっかり春をストーカーしていた夏子さんですよ。
いや、でも泉水も好きだから、どうしよ、困った。二人とも好きっ。(すでにアホです)

ああ、しかし、「重力ピエロ」の壁紙まで自作してる自分ってどーよ。
公式サイトの壁紙がいまひとつなんで、自分でフォトギャラリーからお気に入りの写真を持ってきて背景に桜入れてるし~。

02 ←個人の楽しみで作ってますので、観るだけにしてね。

ああ。DVD出たら買うのかな~。いや、やっぱりこの映画は劇場の大きなスクリーンで観るのが合ってるような気がする。

加瀬さんは不思議な役者さんだな~。すごく二枚目でもあり、すごく不細工でもある。
写真のアタリハズレが大きい人。(゜゜☆\(--メ)
イノッチもそうなんだけど、そういうギャップのある人にワタシは弱いかも。
きれいだけど、どこか繊細で不安定な感じが萌えheart04だわっ。

今年は菜の花をいっぱい写真撮ったけど、来年はぜひ桜を撮ろう。
そんなふうにも思わせる「重力ピエロ」。
ああ、まだまだ微熱は続きそうだ。

まじめに重力ピエロの感想は続きをクリック。
ネタバレがあるので気をつけてくださいませ。

続きを読む "まじめに重力ピエロ"

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2009年6月 3日 (水)

アブナイ重力ピエロ

偏った映画を観る会で「重力ピエロ」を見てきましたっ。

加瀬亮くんが観たかったのと、企画・脚本が相沢友子さんなもんで、これは外せないでしょうとばかりに行って来たのに、でへへへへ、岡田将生くんの美しさに拍手喝采でしたわっ。
いや~っ、ひさびさに萌えheart04なる男子を見つけてウレシイぞっ。(゜゜☆\(--メ)

相沢友子さんを知ったのは1992年からかな。
一時は女尾崎とも称されて「アスベストの海の中を」を聞きまくっていた。

で、気がついたらいつの間にか相沢さんは脚本家になっていた。
言葉に繊細なミュージシャンは文学関係で成功する事例の最初だと思う。
直木賞作家の辻仁成さんや芥川賞作家の川上未映子さんもミュージシャンだ。

その彼女が企画を立てて映画を作る。うーん、そうなるとどういう映画を作るのかやっぱり気になるでしょう。

映画は印象的なシーンも多くあって気に入りました。号泣するわけではないし、熱烈感動って感じではないけど、また観たくなる映画だったなあ。

しかしどういうわけか、ワタシの中ではお父さん役が小日向さんではなく平田満さんになっていたのはどういうわけだろ?
映画観て、小日向さんが出てきたのでびっくりしたわ。

加瀬くんのあの朴訥とした味わいもすごくよかったし~。うーん、次回作の「プール」も観にいこうかな。

しかし、思いのほか、岡田くんがキレイな男の子でしたので、ワタシの頭の中はやなりヤバイ妄想でいっぱいです。(^_^;)

これもひとえにお仲間tommyから借りたマンガ本のせいだと思う。(爆)

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あああっ、腐った血が萌えたぎる~っ。
いや、それほど岡田将生くんはよかったってことで。(ちがうだろっ(゜゜☆\(--メ)

番外編のアブナイ重力ピエロを書きたくなったぞ。わははは。

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2009年5月20日 (水)

楽しいことには金がかかる

園子温さん監督作品の「愛のむきだし」。
なんと上映時間が3時間57分の作品。

5/23より熊本・Denkikanにて上映です。

予告を見ると面白そうな映画であるので、行こうかなと思っていたら、特別料金での上映で、な、なんと2500円なのだっ。えっ、映画2.5本分…orz
近頃はもっぱらレディスデーとか割引のある日にしか映画を見てないから、ワタシの中には映画=1000円という図式が成り立っている。

昨年秋の熊本・シネプレックスで連続上映された劇団☆新感線の映画ですら2000円だったのにぃ。(当日は2500円でしたけど、前売りとリピート割引がありましたっ)

ちょっと2500円は厳しい。しかもレディスデーでも1800円…。

今はプリンタ購入も控えてて、お小遣いがジリ貧。
本日書店で見かけた「岡田准一写真集 おと な り」ですら、買えなかったのに。(^_^;)

Book 岡田准一写真集 「おと な り」

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↑ジャニーズなんで、本の写真がないぞっ。(^_^;) ちなみに1900円だもんで、映画を諦めりゃ買えるか。

うーん、来週の映画は「重力ピエロ」に行こうかなぁ。
それなら割引券もあるし。

でも本当は早く岡田くんの映画「おと な り」を観たいもんである。
なんたって主演の岡田くんの役どころはカメラマンだもんね。(もちろん使っているデジイチはSONY・αシリーズ)

うーん、カメラをいじるようになってから、やたら気になりますわん。

5/9撮影会の写真集もどんなふうに作ろうかなぁ。
まだまだ楽しみは続くのだ。

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2008年9月 2日 (火)

ポニョ~ポニョ~

9月1日映画の日。
9月は観たい映画が目白押しなので、早速第一弾として行ってきた。

で、今更だけど「崖の上のポニョ」coldsweats01

正直、ポニョを劇場で観に行くつもりはなかったんですけどね、DVDでいいかなあ~と漠然と考えてた。

しかしNHKだったかの(映画公開されると決まって特集が組まれる)宮崎駿スペシャルで、宮崎駿監督の御年68歳、全盛の頃の1/5しか作業ができないと知って、こりゃそろそろヤバイかも~なんて思いつつ、劇場に行くことにしたんだよねえ。

ポニョサイトで確認もできるけど、メインスタッフの年齢がことごとく1940年とか50年代生まれ。
ジブリの後継者はどうなるんだろうと思いつつ、いつ最期の作品となってもおかしくない以上、しっかりデカイスクリーンで見ておくのはファンとしての礼儀だろうって気になってた。いや、ホントマジでそう思ってしまった自分がいた。

ネタバレになるからあえて細かくはいわないが、前半のポニョはよかった。
しかし後半は息切れしたのかといいたくなる展開。
わかりにくい、の一言。

まあ、ポニョはかわいいんだけどね。
赤ちゃんを抱いたことのある人なら想像にたやすい、あのぷにぷに感がスクリーンを通して感じられる。
主題歌の詞にもあるけど、「まんまるおなか」がなんともかわいい。

崖の上のポニョ サウンドトラック

直線のない色鉛筆の背景も好きだな、と思う。
海のシーンはとにかく圧巻。この部分だけでも劇場に観に行く価値はあると思う。
ああ、きっとブルーレイでもジブリ作品は発売されるだろうなあ。
そうなったら、全作品買うかも。sad
なんだかんだいいながら、ジブリが好きな自分がいる…って嫌いな日本人って少ないと思うよ。いや、海外でも評価は高いから日本人の枠ははずすべきか。

なんかポニョみてるとアニメの原点って感じだよなあ。
たまたま昨年ジブリの森の美術館に行ってるせいもあるけど、1枚1枚の絵に命が吹き込まれて動くアニメの楽しさやその大変さcoldsweats02が凝縮してると思う。

ストーリィとしては突っ込みどころがそれなりにあるけど(ワタシ個人としては宗介の母・リサの行動はいただけない)、なんかちゃんとパワーはもらえる作品だなって思う。
ただ今までのジブリ作品にある人との関わりがあまり描けていないような感もあるのが残念。
ジブリのアニメ作品は脇役でも強烈な印象があったけど、今回はなんかポニョ以外のキャラの存在が薄いなあ。宗介は5歳なのになんだか出来すぎた子供だし。

「ゲド戦記」の評判が今ひとつのなのもココだと思っているワタシとしては、あれれって感じ。

「ゲド戦記」の場合、ワタシは吾郎さんの初監督、しかもアニメ畑以外から転職しての作品として評価は高い。しかしながらジブリで評価するとジブリ作品の影は薄い。
わかりやすくいえば宮崎駿さんが作り出した愛すべきキャラクターの作りが「ゲド戦記」にはない。
もっと砕けていえば、売れるキャラクターが「ゲド戦記」の場合はなかったといえる。(^_^;)

トトロがわかりやすいけど、トトロをはじめ、まっくろくろすけとか猫バスとか、もうキャラのオンパレード。コアにいくとあのメイとさつきのお父さんですら、愛すべきキャラクターなんだわな。ラピュタのムスカも愛すべき敵キャラだし~。

なんだかポニョもそういう意味では作りこむ時間が足りなかったのかなとも思わせる。
ひまわり園のおばあさんたちは「守られる」ばかりの存在ではないだろう。
今までの宮崎作品なら、足はわるくて車椅子に乗っている年寄りでも、主人公や周りの人々に指南を与える生きる力を持っていた。

あ~、結局のところ不満はソコなのか。
ラストのわけのわかんない終わり方はよろしくない。
歩けることが歩けないことより、幸せってことじゃないだろうし、ワタシがリサなら人生経験5年の子供に世界の行く末はゆだねない。

いや、結局こうして映画を見終わったあとにも余韻が残るってのはワタシには「劇場に見に行く価値のある映画」であることの証でもある。

劇場に行くかどうか迷っているのであれば、
即「ポニョに会いに行きまょう」ってことだけど。

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2008年8月16日 (土)

圧巻のジョーカー

息子が絶対に面白いというので、盆休みの最終日、疲れた体に鞭打って映画「ダークナイト」を見に行ってきた。

もともとバットマンの世界観ってちょっとどうよ?という印象があった。
思うにティムバートン版のバットマンのトラウマだと思う。(^_^;)
あまりにも架空すぎる世界観(…が悪いわけじゃないけど)についていけないところがあったんだよなあ。

ま、今回は息子のお勧めの「ダークナイト」の悪役・ジョーカーをしっかり見てやろうじゃないの。

で、このジョーカー。すげぇ~、アブナイなヤツだなあとその演技力に圧巻。
主役のバットマン、かすんでます。ジャック・ニコルソンの再来かと思うばかりに存在そのものが怖い。

ネタもなにも仕入れてなかったので、誰が演じているかすら知らなかったので、帰宅後、この「ダークナイト」の撮影あとに亡くなったというヒース・レジャーが演じているとネットで調べた。

ヒース・レジャー?
ん?ん?ん?

げげげっ、ヒース・レジャーってあの「ブロークバック・マウンテン」のっ?

いや、正直ワタシゃ「ブロークバック・マウンテン」の地味すぎる(?)男同士の愛に賛同できなかったのですが、あの役者さんがこのジョーカーを演じているなんて。

ちなみにあの怖いオッサンともいえるジョーカー、演じてるヒース・レジャーの御年は28歳だぜ。わかりやすくいうとV6・岡田准一と同い年。コラコラ。(゜゜☆\(--メ)

改めて歳を知って思う。なんなんだ、あのジョーカーの老成ぶりは。
いくらなんでも二十代の演技ではないだろう。

ヘンな役者ぶりで有名なゲイリー・オールドマンもこの「ダークナイト」に出演しているが、あまりにもまっとうな役だったので、ワタシゃゲイリーに気づかなかったほどである。
いや、普通にまっとうな役もこなせる演技派ってことの証明なんだろうけど。(^_^;)

あ~、なんかすごい存在感の役者さんが亡くなってしまうのは残念だなあ…。
遅ぱせながら、心よりご冥福を祈ります。

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2008年7月17日 (木)

ゲキ×シネ

おおおおおっ♪

なんてことでしょ、ついに「ゲキ×シネ」熊本上陸っ♪
やっと待ちに待った「ゲキ×シネ」が熊本でも見られます。

「ゲキ×シネ」とは劇団☆新感線の舞台を映像化したもの。
「ゲキ×シネツアー2008」と銘打ったこのイベントは映画館にて毎週1作品の5作品を公開していきます。

「メタルマクベス」   …9月20日~10月3日
「髑髏城の七人~アカドクロ」  …10月4日~10月10日
「髑髏城の七人~アオドクロ」  …10月11日~10月17日
「SHIROH」    …10月18日~10月24日
「朧の森に棲む鬼」   …10月25日~10月31日
              ※いずれも熊本シネプレックスの上映期間です(自分用メモ)

つい先日も劇団☆新感線の「IZO」のDVDも購入したばかり。
主演がV6の森田剛くんなんで、うへへへへってばかりに購入したけどheart02

「スサノオ」でしか生舞台は見てないけど、エンターティメントって言葉がぴったりな劇団。
「阿修羅城の瞳」ではおもうお染様がかっこよすぎでした。うーん、また見たいっ。

また新感線の脚本家中島かずきさんは元・漫画編集者で、あの「グレンラガン」の脚本家でもございます~。いやぁ、あの「オマエを信じる俺を信じろ」の舞台っぽい台詞はどうりで、と納得してします。

もちろん、ゲキ×シネ行きま~すっ。

しかし悲しいかな、レイトショー・レディスデー、他割引は一切効かない「ゲキ×シネ」。
映画館のハリーポッター(に激似のお兄さん・頭がめちゃ小さいっ)から説明を受けたところ、一番安くみるには前売り券2000円だそうで。

2000円×5作品、ええ、一万円ですとも。(^_^;)
毎週千円の積み立てを開始しなくては。だはははっ。

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2008年2月 9日 (土)

映画強化月間その5 L Change the WoLld

はーい、「デスノート」のスピンオフ映画「L Change the WoLld」を観てきました。


…正直、がっくりです。

いや、主演の松山ケンイチくん、また工藤夕貴ちゃん(すみません、昔は彼女もアイドルだったもんでその名残りです)はよかったと思うよ。好演してたと思う。

だ、だけど…なんか違う。

「デスノート」の世界観ではないのだ。うーん、これじゃ別にLが主役でなくてもよかったんじゃ?(^_^;)

期待していたのは「デスノート」の世界観に成り立つLのスピンオフですわ。
死闘(だったんじゃないの?)のライトやデュークの存在も薄っ。(-_-;)

まあ、Lの性格上終わった事件を振り返らないのはわかりますけどね、死神が存在することがこの映画ではまったくエピソードとして無視されているのはどうかと…。

また(ネタバレですが)Kの動機も弱い。
このあたりを死神と絡めてほしかったと思うのはワタシのわがままですかぁ。

「デスノート」の映画監督・金子修介さんの美学はよかったなあ。
「L」の中田秀夫さんがわるいというわけではないけど、脚本家さんにしても「デスノート」のファンじゃないでしょ?と突っ込みたくなるもん。

スピンオフといってもやはり原作の世界観があってこそ、と思うんですけどねえ。
なんか前回に続いて、ややハズレ感を感じてしまった。

ああ、お目々直しに松山くんの「人のセックスを笑うな」を観たい。
熊本の映画館にこのポスターが貼ってあるけど、付け加えられたコピーは

「東京で絶賛公開中」

おい、熊本でも早く公開しろっ。(^_^;)

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2008年2月 7日 (木)

映画強化月間 その4 風の外側

奥田瑛二監督作品。

私の映画の見方というのは、原作を読んでから行くほど予備知識満タンで行くか、またはその逆で一切の前振り・予備知識をいれずに行くかのどちらかに偏ることが多い。

先のスウィーニー・トッドもどちらかというと予備知識なしで見たほうだけど、この「風の外側」も今回は予備知識なし。(ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂはバリバリ原作を読みまくって行ったけど)

今回の「風の外側」は奥田瑛二監督の前作「長い散歩」がよかったから見に行ったというもの。
主演は奥田瑛二の次女・安藤サクラ。これがまたかーちゃんの安藤和津そっくり。(爆)
高校生の役どころなんですが、うーん、微妙に老けてるよ。(^_^;)
もとが老け顔なんだろうなあ。

この映画の時代背景が正直なところ、最初よくわかんなかったよ。

女子高生の制服もなんかねえ、昭和のかほりが…。
いまどきロングのスカートってローカルでもそうそう見ないのではないだろーか。下関を舞台に撮影されたことはなんとなく知っていたけど、山口ってそんな田舎ですか?(^_^;)
借金の取り立ても法律で厳しく取り締まりされているので、自宅に押しかけることも少ないし、マンションの扉に「金返せ」の張り紙なんてものはいつの時代だよ?と思う。
制服マニアのストーカーに、女子高生のナンパの仕方。

てっきり昭和か平成のはじめなんだな、と思い込んでいたら、映画中に携帯電話が出てきたもんだからびっくりした。(^_^;)

こりゃ、もうこの時点で時代錯誤でしょう。奥田さんっ。

前作の「長い散歩」は児童虐待の今の時代を反映していたから、感情移入も同意もできた。
でも今回の映画はちょっと、今の時代にそぐわないような気がする。
正直、設定が古くさい、ベタなのだわな~。

昭和なら昭和でもいいんだよ、それに徹してくれれば。
なんか、微妙に平成の現代が混じるからおかしくなる。

ネタバレになっちゃうけど、主役は在日っても3世でしょ。
父親役で出ていた奥田瑛二の世代が在日2世だもん。

3世の感覚ってなんかあの映画では違うと思う。日本で育って、親から在日ってことを言われない限り自分は日本人だと信じてるはず、だと思うんだよねえ。
脚本家の和田憲明さんが自分は在日だったことを親から告知されるまで、自分は日本人だと思っていたと話していたことのほうが、現実味として大きい。

今回の奥田作品としては失敗と感じる。
悪い映画ではないけど、共感できなかった。
主役の青年も自分の存在意義が在日だってことで、悪に染まる理由にはならないと思うし。なんか設定が弱いんだよな~。

うーん、残念。

唯一、監督のとーちゃんの前で脱いだサクラちゃんの今後に期待。
寺島しのぶさんばりの名優になってくれるように期待しますわ。

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2008年1月30日 (水)

映画強化月間その3 スウィーニー・トッド

なんの予備知識もなく、偏った映画を観る会(最近はメジャー映画に走ってるけど)で行ってきました「スウィーニー・トッド」。

主演・監督はあのジョニー・デップとティム・バートン。
うーん、いまや、メジャー作品を代表する俳優さんと監督さんコンビ。

だけど「シザーズ・ハンド」からずっと漂っているヘンな映画ぶりはこの「スウィーニー・トッド」でも健在でした。(爆)

ネタバレするかもしれないから、まだ観に行ってないひとは心して読んでね。(^_^;)

まずいきなり始まるミュージカル仕立ての歌っ。

え?そーいう映画だったんですか。

いや、いまさら言うのもなんですが、もともとウスィーニー・トッドはミュージカル舞台だったんですねえ、ああ、知らなかったよ。だもんで、いきなり始まる歌に腰砕け~っ。
だってキャッチコピーといい、ポスターの雰囲気といい、思いっきりコワイ映画を想像してたんだもん。

まあ、監督がティム・バートンですからね。タダで終わるわけはないか。

しかももとはミュージカル舞台のはずなのに、流血、流血、流血…。
「ひぐらしのなく頃に」で鍛えられてたので、まだ耐えられましたが、うむむむ、R-15のはずだわ、こりゃ。

しかし実際のところ、一番怖かったのは、流血のシーンじゃなくて、人が頭から落下するところ。妙にリアルな音でこれがねえ、なんとも一番ワタシ的にはグロかった。

しかし、ティム・バートンの映画の色っていいですねえ。言葉通りのスクリーンの発色のことなんですが、真っ白の顔にやたら目立つクマがティム・バートンらしくて、いい。
小汚い街中や(ちょっと「パフィーム」を思い起こしましたね)ドレスの裾の汚れやほつれ具合がなんともいい。
「スリーピーホロウ」の時の色も好きだったけど、独特な色合いがうまいな、と思う。

反面、ティム・バートンの「猿の惑星」と同じく、どうも空間が狭く感じるのは私だけ~?(^_^;)
CGを多用しているのはわかるけど、どうも世界の広がりというか、空間の狭さを意識してしまう。これは「猿の惑星」を観たときにもすごく感じたのよね。
なんともうまい言葉がみつからないけど、スタジオ撮影が多いのがアダになってるのかしらねえ。←ロケなんて一切ないんじゃないかと思うくらいですわ。

ストーリィとしては描ききれていない箇所に突っ込みどころが満載ではあるけど、それでもあの独特な世界観はさすが、でしたね。

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2008年1月22日 (火)

転々の普通の人びと

…。これがホントの転々。いや、違う。

…って、お気づきかもしれませんが、ブログの日付をズルしてます。(^_^;)
23時29分記載のものは日付指定で記事を書いてますので、まとめて記事がアップされることもありますので、あしからず。

本日は、通称・偏った映画を観る会のレンちゃんと「転々」を観てきました。
ネタバレはしないほうがよいと思うので、あえてストーリィは書きません。

今回は原作も読んでないし、映画サイトも見ず、単に会社近くにあったポスターを見て、映画鑑賞を決めました。
しいていうなら、キャスティングの妙で選択した映画、かな。

オダギリジョー×三浦友和。

これってワタシ的には「ありえな~い」というか、予想できないキャスティング。
この二人がでてどう絡むわけですか?
思わず疑問符が踊りまくり。

オダジョーはいまやカリスマ的俳優。若手個性派ではナンバーワンの活躍をしているといってもいい俳優さんですね。
オダジョーで好きな作品といえば「メゾン・ド・ヒミコ」。
ゲイの青年のしたたかさ・脆さを透明感ある演技で魅せてくれます。(…ってどんなんじゃ?と思われた方は、是非観てくださいませ)

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ま、それはさておき、今回の「転々」。
相手はベテラン俳優・三浦友和。

しかし、正直なところ、ワタシ世代の三浦友和に対する認識ってどうも「百恵ちゃんの旦那」という意識なんだな。(^_^;)
マジメぶりが災いし、どうも演技的にはいい人しか演じてこなかったようにも思う。

しかし、最近で三浦さんの印象がちょっと変わってきた映画が「茶の味」であった。

茶の味 グッドテイスト・エディション 茶の味 グッドテイスト・エディション

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三浦友和が特に目立っていた映画というわけではない。しかし、周りに濃い役者(浅野忠信や我修院達也←余談ですが、@niftyに公式ホームページあり。@niftyの会員さんなのね(爆))に囲まれた三浦友和の味わいがなんともよかった。

三浦友和という役者は、キャスティングでかなり光るのかも。そう感じるものがあったので、今回の「転々」選択となる。

「転々」に出てくる登場人物は、おそらくは普通の人びとばかり。

道をちょっとはみだしていたり、不思議ちゃんだっりするけど、ちゃんと生活をしていて日々を送っています。
(映画を観て、ぜんぜん普通じゃないと思う方は、まだ人生経験が足りないと思われますことを先にお断りしておきます。(^_^;))

しかし、その普通さがなんとも可笑しく、愛しい。
「自虐の詩」的な突出した笑いではなく、「クスクス」と笑えるそんな日常の温かさと寂しさを感じさせるんだなあ、これが。

「かもめ食堂」の荻上直子さんが女性監督として描いたものであるなら、この「転々」はさしずめ男性版。
日常っていいな、と思わせてくれる。

多分、毎日にころがっている悲しみも寂しさも、ちょっと離れてみるだけで「クスクス」と笑える程度のものなんだろうなあ。

「転々」これまた、なかなかいい映画でした。

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2008年1月21日 (月)

映画強化月間その2

予告。

1月22日は通称・偏った映画を観る会の友人と「転々」を観にいってくる予定です。

転々 (新潮文庫) 転々 (新潮文庫)

著者:藤田 宜永
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これはまだ原作を読んでません。(^_^;)

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2008年1月20日 (日)

ネガチェン・グッジョブ

遅れましたが、19日の土曜日は映画「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」を観て来ました。

おお~っ、昨年の12月に観た予告のCG(バイク疾走時の薔薇の花びら)に一目惚れして、公開を楽しみにしていた映画です。
しっかり原作本の滝本竜彦さんの小説も読んで準備万端。
ま、ワタシは読んでから観ても映画を楽しめるタイプなので、今回は小説→映画という順でしたが。

正直、今回は小説を読んでから、映画を観てほしいかも。
映画の内容がわかりにくいから小説を読んでほしい、ということでは、もちろんない。
小説以上の膨らみが映画にあったので、是非とも小説と映画の楽しみを二度味わってほしいのだ。

だからといって、原作の雰囲気を壊している映画でもない。
むしろ原作に忠実である。
映画の挿入歌としての「俺さまーズ」の歌もイケていた。←原作にもこの歌は出てくる。

小説では伝えきれなかった描写が丁寧に描かれているのだ。

だから、逆に小説を映画を観たあとに読むと物足りなさを感じるかもしれない。
これは原作が悪いわけでもなく、小説のインスパイアによって生み出された映画だからこそ、感じる醍醐味である。

小説原作の映画化はうまくいかないという定説もあるが、今回の「ネガチェン」は成功した部類に入るだろう。
しかも「ネガチェン」スタッフの、好きものぶりが満載しているのである。
もうオープニングからワクワクすること、請け合いである。

しかもこの「ネガチェン」はくさいぐらいに『青春映画』なのだ。思わず「青春万歳」と叫びたくなる。
映画「スパイダーマン」も結局ヒーローものではなく、「青春映画」であったからこその成功であったと同様に、誰しもが感じる喪失感に対するもがきがこの「ネガチェン」にはあった。
青春をフルスイングでどぶに捨てた滝本さんの筆力であったことは否めないが、その真意を引き継いだ映画スタッフにワタシは叫びたい。

ネガチェン・グッジョブ!

映画化するなら、これくらいの熱情を注いで作ってもらいたい。

あ~、「ネガティブハッピー・チェーンソーエッヂ」また観にいきたいぞぉ。\(^O^)/

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